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3部:動画/静止画/音楽などコンテンツの楽しみ方
今日の一枚:縁の下の力持ち
K-5IIs+FA31mm ltd
これまで2回の記事でハードウェアの構築、ネットワーク環境の最適化が完了しました。
言い換えれば、ハードウェアの構築によって適材適所に機材を配置し、延々と増え続ける音楽、動画、画像データを保管する倉庫も確保しました。そしてそれらデータが行き来する道路工事も無事に終了し、片道1車線の山道が片道5車線くらいの国道のようになりました。
さて、それではこれらのインフラを使い、どのようにコンテンツを楽しむのか。
今回はソフトウェアの観点からの記事です。
なお、Mac環境であるためにWindowsユーザーの方は非常に退屈かもしれませんが、しばしの間おつきあいを。
そもそもこれらの大工事を行った理由は「音楽・動画・画像」を家中どこでも楽しみたい!からです。今の時代、技術の進歩で各メーカーはプロ顔負けの機材を素人でも低価格で提供しております。デジカメさえあれば家族の思い出を最高のクオリティで撮れます。デジタルビデオカメラさえあればかわいい我が子の一瞬を心行くまで撮れます。
しかし、撮ったはいいが、これらのデータというものはたまっていくものですね。
音楽に関してはある程度活用性は保存→聞くというフローが決まっていますが、動画、画像は使い切れずにHDD内でデータの肥やしとなるケースが多いです。
実際、僕がそうでした!
それではbun-b流、撮影から保存、そしてコンテンツ楽しみ方を記していきたいと思います。
まずは音楽に関して。
使うプラットフォームはiTunesです。Mac miniの外付けHDD1にライブラリを作り取り込みます。プレイリストなどでムードにあわせたリストを作り音楽を楽しみます。
iTunesでは「ホームシェアリング」という機能が使えます。
これにより家中にあるデバイスでMac miniにつないだHDD1にある音楽を聴く事ができます。
リビングでははAppleTVを使い、簡易サラウンドシステムを構築してます。
Bozeの5.1chサラウンドシステムスピーカーセットとAppleTVを接続する事により、臨場感のあるサラウンドでMac miniの曲を聞く事ができます。
なお、iTunesに取り込むファイル形式は今はaac256kpbsVBRです。以前はappleロスレス形式で取り込んでましたが我が家の環境では「そこまで」の違いを感じれませんでしたので一般的なaac256kbpsに戻しました。やっぱりちゃんとしたスピーカーで聴く音楽はいいですよ〜。以前は色々なアクティブスピーカーなども試したのですが全てやめました。
通常のアンプを通したスピーカーには叶いませんから。
この音楽環境を整える事によって、既にMacbookproでは音楽を聴きません。
Macbook proはリビングにおいているのでMacbook proより音楽を再生する必要なしです。よって、Macbook pro内には一応ライブラリを作りますが、曲は1曲も入ってません。あくまでもMac miniのホームシェアリングを受けるためのライブラリです。
また、iPad2はお風呂へ持ち込み入浴中に音楽をかけてます。防水対策のため、もちろんジップロックに入れてます。安上がりで問題無し!ネット閲覧しながら音楽を聴いてゆっくりとする時間は至福の一時です〜。
ただ、ひとつ問題があります。
ホームシェアリング経由でiPad2とiPhone4Sでアルバムアートワークをみると実際のアルバムタイトル/アーティストと一致していません。Mac mini/Macbook pro/AppleTVでは問題ないです。しかしiOSデバイスだとこの問題が発生します。これはAppleに報告したところ、現時点ではiOSプログラムのバグらしくしばらく待ってくれとの事でした。
次に写真データ/画像の楽しみ方です。
これは完全にbun-b流です。
まず、デジタルカメラでの撮影は全てRAWで撮影します。それをMacに取り込みます。
取り込む際、Mac miniでもMacbook proどちらでも取り込み、編集ができなければなりません。普段はリビングのMacbook Proで取り込み編集ですが、気合いを入れた時は3FのMac miniにつないでる24インチ画面で編集します。よって機動性が必要です。
この問題を解決するため、色々と調べてたのですが最終的にはRAWデータ用の外付けHDDを活用する事で落ち着きました。最初は全てMac miniに取り込み編集は2台のMacでできるようにもしたのですが、色々と煩雑なところもあるので結局、画像データ用にモバイル外付HDDを活用する事にしました。ちょうど使わなくなっていた2.5インチ外付けHDDを持ってましたのでこれを使う事にしました。容量は180GB。このHDDの電源はMacが供給してくれますのでUSB一本で接続できますので非常にお手軽です。ここにLightroomカタログ、RAWデータを保存するように指定すれば、このHDDさえあればどちらでのMacでも保存、編集が可能となります。HDDの容量ですが、180GBだと大体ざくっとRAWデータで5,000~6000枚くらいが保存できる計算です。この枚数だと大体半年から1年くらいかな。よってこのHDDが一杯になった段階でMac miniにつないでる大容量外付けHDDに移動をする、同時にLightroomカタログも更新、という流れにしました。
さて、次に編集後です。編集後、撮影したもので閲覧したいものはjpegにて書き出します。書き出す際は目的に応じて
1)ブログ用
2)iPhoto用
と二つに分けています。ブログ用はブログ表示に最適化したサイズで書き出します。
iPhoto用というのは、RAWデータはあくまでフィルムのネガのようなものです。これを現像作業(Lightroom編集)して同時プリントして「アルバムに入れて好きなときにみれる用」と思って頂ければいいです。昔のフィルムカメラ時代と違って、何枚でも好きなだけ撮れるデジカメですが「撮りっ放し」だけは避けたいので、撮影後に必ず編集(現像)を必要とするRAW撮影は自分にはとてもあっています。これにより構図や色など撮影時の反省もできます。そこで編集したものをjpegで書き出し(同時プリント)してiPhotoに取り込みます。データ比でいくとRAW時に25MBくらいなのがiPhoto用jpegだと2MBくらいです。
iPhotoに取り込む事はなぜかというと、アルバムとして整理する機能もあるのですが、これも家中のデバイスから閲覧が可能になるという理由からです。
ただし、この場合iPhone4S/iPad2に関しては制約があります。ホームシェアリングで音楽のように共有できないのです。よって今の段階ではこれら2デバイスではiCloudのフォトストリームと有線による同期機能によって閲覧します。ちょっとリアルタイムさにかけますが。ただ、写真をよく見るのはやはりリビングで家族と見ます。その際にはAppleTVが活躍します。AppleTVではiPhotoに入れた画像は全てちゃんとイベント毎にわかれた状態で閲覧可能ですのでもう最高ですね。
さて、最後は動画です。
動画は本当にこれまで悩みの種でした。2009年にAVCHDビデオカメラを購入。色々な映像を撮ってきました。そしてFinalCut ExpressやiMovieなどで編集して10分くらいのクリップにして楽しんでたのですが、これが本当に本当に手間ひまかかります。映像編集が大好きじゃないと続きません。よって、僕の場合はHDDの肥やし化してました。しかし、たまにみると面白いのです。。結婚前はよく友人と家で飲んだときに罰ゲームで割り箸をお尻で割るとか下品な遊びもやってました。そういうのが映像で残ってると、そんなのを全くやらなくなった今、非常に微笑ましいです。写真とはまた違った趣がある。だけど編集はせずにスグにみたいと。。。
すると色々な方法があります。テレビとビデオカメラを直結してビデオカメラから操作してみる方法。これは非常にスマートじゃないです。しかもビデオ内の容量が一杯になったらお手上げです。次にBlue-rayに焼く方法。残念ながらMacではBlue-rayが使えません。(泣)それにDVDやBlue-rayのようなメディアに焼くのはちょっと嫌だったのもあります。現在、メディアのコストを考えてもHDDが一番安いのでどうにかHDDに保存して、編集せず、スグに見たいときに見れる環境を作りたかった。。。
一番苦労したのがこの動画でした。画像ほどやり方が決まってなく、情報量も少ない。
そこで今回落ち着いた結論はAVCHDファイルをクリップのままAppleTVでみれるm4v形式にリラップ(変換)して、それをiTunesに読み込む、という方法です。
この方法で行けばどの家中全てのデバイスでの動画閲覧が可能になります。
特に動画は大画面で見たいです。よってAppleTVでの操作性を一番重視しました。
まず、AVCHDはそのままの形式だとファイル容量も大きく閲覧できるソフトも少ないです。そこでiTunesで手軽に再生できるサイズ、コーデック、ファイル形式に変換する必要があります。
2011年よりiPhotoはAVCHD形式(拡張子.mts)をカバーしました。そこでビデオカメラより直接iPhotoへドラッグアンドドロップすると、、、読み込めた!
しかし、櫛状のノイズが発生します。これはコーミングノイズというノイズでデインターレースによりこれを取り除く事ができます。しかしiPhotoにはそれを実装していない。あくまで画像管理ソフトなので動画処理はおまけ程度なのですね。その上、ファイルサイズも大きいのでアウト。
そこで登場するのが変換ソフト。
星の数ほどソフトはありますが、僕が使っているのは2種類。
MacX Video Converter pro :シェアウェア
Handbrake:フリーウェア
結果からいうとどちらでも同じように卒なく変換してくれます。
だからフリーのHandbrakeで十分だと思います。
変換の際に気をつける事はコーデックとファイル形式です。
一般的にコーデックはMPEG4が汎用性がありますがAppleTVだと相性のせいかうまく行きませんでした。よってコーデックはH264。ファイル形式はこのためm4vとなります。
まあ、これはソフトのプリセットから各デバイス対応してますのであまり気にする事はありません。
これにより例えば20秒/50MBのmts動画ファイルがたったの10MBになります。
これは50インチの画面で問題なく見れる映像品質です。
変換はmtsファイルを選んでドラッグアンドドロップすればよいだけ。
大体1日撮影すると少なくとも50個くらいの動画クリップができるので50個を一挙に変換できる必要も満たします。(なお、Handbrakeの場合はHandbrake batchというソフトを使う)
そして変換されたファイルをiTunesにドラッグアンドドロップするだけ。
そうする事によって音楽と同じように家中どこからでも動画をみれるようになります。。。
以上がbun-b流コンテンツ楽しみ方でした。
長くなりましたがこれで暫くはMacとにらめっこも終わりそうです。
後、今回は同時にファイル保存のルールも独自に見直しました。
それをevernoteにノートしていつでもどこでも見れるようにしています。
いつでも、どこでも、ネットワーク、Cloudが進化して5年前には到底思いもしないレベルまで来てしまったものです。
それでは今日でMac連載も終わり。
明日より再びカメラワールドへ戻ります〜。
#
by bun-b0721
| 2013-01-27 14:51
| Mac
第2部:ネット回線が遅い!
今日の一枚:ホワイトボトルネック
K-5IIs+FA31mm ltd
さて、第1部ではハードウェアの設置について書きました。
しかしながら折角ハードウェアを苦労して設定しても、肝心のネットワークの環境が完璧でないと快適な環境下でマルチメディアコンテンツを楽しむ事ができません。
母艦Mac miniが音楽、動画を配信してもAppleTVで見たり、聞いたりしてるとスグに途切れる。かみさん「なにこれ?あーあ。」
という状態に陥っておりました。
ネットワークの最適化を求める上で、それらの状態を知らせてくれる指標となるものはいくつかあります。
*インターネットの速度
*LAN内での通信速度
今回はこの二つに絞ってのお話です。
まず、改善前の状況をお伝えします。
ネットワーク機器:
3F AirMac Extreme(2007年モデル) 1F AirMac Express(2008年モデル)
改善前:
測定機器:Macbook pro
場所:3階
無線LAN ウェブ閲覧速度 9.624Mbps! ( BNRスピードテストサイトにて測定:WAN速度)
転送レート 104Mpbs(Macbook proのLAN内での通信速度:LAN速度)
リンク速度 144Mbps(LAN内通信速度の理論値)
簡単にいうとWAN=World Area Networkの略で、外界と自宅つなぐネットワーク環境の事をさします。
それに対しLAN=Local Area Networkの略で、自宅の中のネットワーク環境の事をさします。
まず、うちはNTTフレッツ光ハイスピードホームタイプ200MBを契約しています。
理論値ではネット速度は200MBです。これは理論最大値なのでここまで出ないのはわかってます。でも、でも、光ホームタイプですよ。以前引っ越す前は同じルーター(AirMac Extreme)でマンションタイプで3000円くらいでしたがそれでも無線LANで30Mbpsはでてました。それが倍近い6000円払っているにも関わらず9Mbps???ルーターも802.11n対応なので十分速度は出るはずなのです。
テストとして有線で調べてみます。すると平均で70Mbps出てますね。
まあ、70Mpbs出れば十分ですが、、、しかし無線LANで9Mpbsはひどすぎます。
これじゃ、ADSL並みです。
ここでポイントなる業者はNTT、プロバイダのOCN、そしてAirMac Extremeの提供元であるApple。
まずはOCNに電話。問題ありませんよ。終わり。
Appleに電話してもらいトラブルシューティングで異常なし。
NTTに電話。「お宅様の地域は回線が非常に混雑しやすい地域です。よって、極端に遅くなった際にはルーターの電源を抜き15分ほどたって再起動してください」
うん。確かにこれで多少は改善されました。無線LANで20Mbpsくらいになりました。でもまた数日たつと5Mbps、時には2Mpbs。。。ひどい。なんじゃこれ!また再起動かよ。許せん。。。
こんな事を実は前からずっとやってたんです。
この呪縛から解き放たれたい。なんとしても今回はこの強敵を倒す!
それで年始からの調査の上、ようやく原因判明、解決するに至りました。
今回は周辺機器から再度確認し直しました。
とりあえず、各メーカーには問い合わせをしているので回線の問題もなし、プロバイダの問題もなし、ネットワークインフラは大丈夫でしょう。それでは後は物理的なハードウェアです。
まず、最初に思い当たった事。LANケーブルです。
僕の家には具体的に、
ONU===3FのAirMacExtreme===1FのAirMac Express
===:有線区間
と、2カ所LANケーブルを使用しています。そしてONUとAirMac Extreme間のケーブルは5、6年前に誰かよりもらったLANケーブルをずっとそのまま使っていました。
よくよく調べてみるとLANケーブルには色々と種類があり、それによっても通信速度がかわってくると。そしてこの区間のケーブルはカテゴリ5という規格のもの。
あれーーー!これは100Mbpsです。正直、有線で100Mbpsは今の時代遅いです。
現在はカテゴリ5e(ギガネット対応=1Gbps)、カテゴリ6(1.2Gbps)、カテゴリ7(10Gbps)の時代です。桁外れなケーブルを使っていました。どうやらここがボトルネックっぽい。
ということでまずはこの部分にカテゴリ7のケーブルを追加。AirMac ExtremeーAirMac Express間はカテゴリ6ですので大丈夫でしょう。
この段階でテスト。
測定機器:Macbook pro
場所:3階
無線LAN 27.66Mbps(↗)
転送レート 114Mpbs(↗)
リンク速度 144Mbps(かわらず)
結構速くなりました!ベターですね。ケーブル一つをとってもボトルネックになっている事が判明です。
しかし、これはまたあるときを境に激減。そうするとルーター再起動を余儀なくされます。
色々と調べた結果、電波干渉による減速が怪しそうです。
うちの周りは会社とか隣はマンション。結構電波が飛び交ってそうです。
そこでWifi Explorerというアプリケーションを使って周辺の電波状況を調べました。
すると、すごい事に。もうネットワークだらけ。これは完全に電波干渉が原因っぽいです。
普通に見えるSSIDは多くて5つくらいですがアプリケーションで調べると有に10以上はありました。
無線LAN電波の周波数には2種類あり2.4GHz、5GHzがあります。
2.4GHzは電子レンジ、Bluetooth機器、後はコードレス電話など家電にも多く使われる周波数帯です。これが今はどの家庭も無線LANを使うようになり膨れ上がりほぼ、2.4GHz帯は一杯になってます。そこで5GHz帯に切り替えました。
すると、急激に無線LAN速度は60Mbps代まで急上昇!
これでほぼ電波干渉間違い無しです。しかしながら、問題が。僕の持つAirMac ExtremeとExpressは2.4GHzと5GHz両方を一緒に出すデュアルバンド方式ではないのです。
僕の持っているiPhone4Sは2.4GHz帯のみでしかWifi受信できません。という事は今持つ機器では2.4か5GHzのどちらかを選択しないといけません。でもそれでは解決になりません。よってネットワーク機器を新調する事にしました。
3Fには現行モデルのAirMac Extremeを新品で購入。これはデュアルバンド対応の上、最大3ストリームの電波を発し450Mbps可能となります。3FにあるMac miniは3本のアンテナを内蔵し無線LANで450Mbpsまで速度を出す事が可能です。かたや1FのMacbook proは2本のアンテナを内蔵し300Mbps最大。よって最大300Mbpsのアンテナを発する一つ前のモデルのAirMac Extremeで大丈夫。中古のAirMac Extremeを入手しました。
すべての機器を一新した後の速度は。
測定機器:Macbook pro
場所:1階
無線LAN 74.5Mbps(↗)
転送レート 162Mpbs(↗)
リンク速度 300Mbps(↗)
もう、全然違います。体感速度も全然違います。
3階ではなく1階なのでこの速度ですが3階だと恐らく100Mbps近い速度が無線LANでも出ている事だと思います。
やった〜。
電波干渉からも解放されたみたいですね。
転送レートも162Mbpsなのでほぼ全ての機器で無駄のない通信ができる環境になったと思います。
今のところ音楽も動画もサクサク楽しめております。
長きにわたる呪縛よりようやく解放されました。
少々コストはかかりましたが原因もわかりスッキリしました!
それでは、次回はこれらのインフラを使用し、どのようにコンテンツを楽しむかをお伝えしたいと思います。
#
by bun-b0721
| 2013-01-26 21:37
| Mac
1部:複数台のMacでのベストの共有環境は?
今日の一枚:航空母艦 Mac mini
K-5IIs+FA31mm
さて、いよいよ初のMac連載が始まりました。
実はカメラとは引けを取らないくらいにApple好きです。
いわゆる世の中のMacマニア(通称マカー)には足下にも及びませんが、自分なりに満足のいく環境に至りましたのでそれを記録を含め公表します。
それでは第1部の始まりです。
先々週にMac miniを購入しました。
いきさつには色々とあるのですが、それまではMacbook proを片手に3階〜1階行ったり来たりしてました。
しかしぶつけるリスク、ワンコを抱えてMacをもつ危なかしさあり、購入に踏み切りました。
現在、我が家にはMac miniに加え、Macbook pro、AppleTV、iPhone4Sが2台、iPad2とデバイスが本当にいつのまにか増えてしまっています。
また、それらを楽しむコンテンツ、僕の場合はデジタルビデオカメラで撮影したこれまでの動画、音楽、そして画像(写真)です。
今まではこれがMacbook proや外付けHDDの中で埃まみれになって、もう何年も見ない環境となっていました。
写真やビデオ動画、今の時代はそれらを撮影する事はずいぶん簡単になりました。
しかし、それらを整理整頓して楽しめるベストの環境にいる方達って案外少ないのでは。ご多分に漏れず僕もMacに取り込み、はいおしまい、の状態でしたので。
それらを解決する事が本連載の目的です。
今回の第1部ではまず、各ハードウェアをどのように選択し、どのように設定したかをお伝えできればなと思います。
現在の配置図です。
3F(事務所)
壁=光回線==Airmac Extreme--- Mac mini /プリンター
1F(生活の場)
壁===(3FのAirmac ExtremeとLANで接続)Airmac Extreme ---Macbook pro /iPad2/iPhone4S/iPhone4S(かみさん)/AppleTV
===:有線
----:無線(wifi)
まず、全てを管理する母艦としての役割を担わせるべく優秀な一台を選出します。
それは3階に陣を構えるMac miniで決まりです。
彼は年から年中活動しておいてもらわなければなりません。
よって十分なスペックをもち、省エネにも効果のあるおニューのMac miniを母艦としました。
2.5GHzデュアルコアIntel Core i5のCPUと増設後16GBになったメモリによって、ゲームをハードに楽しんだり、動画をガンガン編集しない限り十二分なスペックです。
Mac miniは母艦かつ家中全てのデバイスへコンテンツを配信するサーバーのような役割を果たすコントロールタワーです。
よって、日々電源は落とさずスリープにて運用します。
これはAppleも推奨している運用の仕方であり、それを前提として設計されているために
*電源の位置が非常に不便なところにある(基本毎日オンオフする必要がないため)
*省エネ対策が素晴らしい
です。
スリープ状態で3階に陣を構えるMac miniを起こすには。
そこでMac製品にはApple独自のWake on DemandというBonjure sleep proxyを使ったものがあります。
これにより離れた場所にあるMac miniも1階から容易に起こす事が可能となります。
さて、母艦が決まりました。
そこで次には母艦であるMac miniが配信するコンテンツ(動画、音楽、画像、等)を格納する場所が必要です。
しかもこれらは永遠に増えていくものであり、かつ時を刻んでいる『かなり』重要なデータです。「あ、きえちゃった」では取り返しのつかないものとなります。汎用性があるものでもある必要があります。
これまではそれらはMacbook proの中や外付けHDDに保存してましたが、全然バックアップ等の事故対策を行っておりませんでした。今考えると怖いです。
ちなみに、一昨年おきました東関東大震災時、Macbook proの真横にものが落ちてきて机に穴があいちゃいました。
これが数センチずれてMacbookproに直撃してたら全てのデータはおじゃんでした。
というわけで、九死に一生を得たマイデータですが、もうこれ以上リクスに晒せません。
よってデータの損失を防ぐかつ家庭内ネットワークで生きてくるデータの保存方法を検討しました。
そこで出会ったのが
「NAS」「RAID」でした。
NASは簡単にいうとルーターに接続するHDDで、同じネットワーク内にあるデバイスにデータを送る事ができます。
そしてRAIDはHDDを管理する仕組みで、色々方式があるのですが、僕が採用したRAID1では2台のHDDを使い、1台にはデータを保存、もう1台はクローン用のHDDとして使います。これにより1台のHDDが壊れてももうひとつ同じものが存在するので安心なのです。
しかしながら、結果としてはNASもRAIDも採用を見送りました。
NASにすると母艦のMac miniとNASは無線通信する事になりますので色々と不安定な事も出てくると考えました。
よってMac miniとUSBで直づけ接続のできる外付けHDD用RAIDケースを採用する事にしました。
外付けHDD用RAIDケース2ベイタイプ:Ratoc systems RS-EC32-U3R
この製品はUSB3.0で接続ができる上、Macもサポート。値段もNASに比べると全然安い。しかし、HDDケースとしては高い部類です。ようはHDDケースでは上位モデル。安心感もあります。
次にRAIDです。
RAIDを組んでいる以上、クローン側のHDDにはアクセスできません。それをする必要もないのですが。
これはあくまでHDDが壊れたときのための代物であるので普通に作動しているときはそれにアクセスする必要もない、からでしょう。まあ、当然といえば当然です。でも、RAIDを動かすにはRAIDケースがある意味RAIDプログラムを実行しながら動いています。じゃあ、このRAIDのプログラムに問題が発生したら。。。結構色々調べると停電や何かのアクシデントが発生した場合、RAIDを組んでいるとミラーリングしていても中の情報を取り出せなくなる状況に陥るようです。取り出すためにはLinuxプログラムなどで強制的に中のデータを吸い取る。。。
僕レベルの使い方ではRAIDは危険と判断。もちろん、いざのいざが発生したときですが。
しかしいざが発生してデータが壊れるとこれまでの思い出も全てぶっ飛びます。これはさけなくてはいけない、何としても。
ということで、身の丈にあった方法論に落ち着きました。
よってRAIDは見送り、SINGLEモードで運用する事にしました。
この外付けHDDケースは2台のHDDを差して使うケースです。
SINGLEモードで運用するとは、すなわち、2つの独立するHDDがある、という事になります。そしてHDD1にデータを、もう1台のHDD2はバックアップ用にという使い方をする事にしました。
MacにはTime Machineという非常に直感的で使い勝手の良いバックアップソフトが標準でついています。
これを使わない手はないです。
最終的には
*HDD1に音楽・画像・動画ファイルを入れる。その他のデータもHDD1に入れる。
*Mac mini内蔵HDDとHDD1の2つのHDDをHDD2にTime machineによってバックアップをとる。
*加えて、HDD1の中の重要ファイルはこれまで使っていた1TB外付けHDDに手動でバックアップ
という重要なデータに至ってはトリプルバックアップ体制とあいなりました。
さて母艦であるMac miniはの設定はここまで。
あとはMac miniよりHDD1を共有フォルダ設定をかけます。
するといとも簡単に1階におく事になったMacbook Proからも閲覧できます。
Macbook proはブログ用などで1階で活躍します。巡洋戦艦Macbook proですね。
しかも画面共有というものがあり、これをする事により3階のMac miniも操作できます。
僕のMacbook proは2009 midとちょっと古いですが8GBメモリを積んで破壊力抜群まだまだ使えます。いざとなったらSSDを装備させます。
Macbook pro経由で3階の母艦Mac miniを操作するので非常に重要な役割を担っています。
果たして全てのマルチメディアコンテンツをMac miniに繋いだ外付けHDDに保存する事により、
Mac miniではもちろん、1階のMacbook proからも閲覧する事ができるようになりました。
かつ、ホームシェアリングを組む事により、HDD1にある動画・画像・音楽をAppleTVを使いテレビでも楽しむ事ができます。
インターネット閲覧用の巡洋艦iPad2、日々のお供には欠かせない駆逐艦iPhone4S、これら全て母艦Mac miniと繋がりコンテンツを共有できるようになりました。
ハードウェア的なインフラは整いました。
しかし!問題が発生。
ちゃんとデバイスの設置は完了、しかるべき場所にデータを保管、しかしながらデータの行き来する動線=家庭内ネットワークに問題がある事が判明。
せっかく大掛かりに作ったハードウェアインフラもうまくデータが移動する事ができないために全然1階でみれない事態になりました。
さて、解決策は?
続きは次回、第2部:ネット回線が遅い!にて。
#
by bun-b0721
| 2013-01-24 17:04
| Mac
環境改善
今日の一枚:トゥインクリンなやつ
K-5IIs + FA31mm
(デジタルフィルター トゥインクル使用)
さて、久々の更新になります!
この1週間強、何をしていたかというと我が家のMac環境を全体的にアップデートしておりました。
今回より複数回にわけて自分への記録の意味も含めまして記事にします。
我が家のネットワーク環境は
3F: 光回線==Airmac Extreme--- Mac mini /プリンター
1F: ===(3FのAirmac ExtremeとLANで接続)Airmac Extreme / Macbook pro /iPad2/iPhone4S/iPhone4S(かみさん)/AppleTV
===:有線
----:無線(wifi)
というようにオールジョブズプロダクションです。
3Fに仕事場兼部屋があり1Fに住んでいる特殊環境なのです。
そこでこれまではネットが遅かったり、音楽データ、写真データがバラバラだったりデータがあっちこっち、とぐっちゃぐっちゃだったのです。
そして先々週、Mac miniを購入した事をきっかけにMac環境とネット環境、後はバックアップ環境を0から構築し直しました。
それにすごく時間がかかってしまった。
あと、僕の場合、カメラにしろMac(PC)にしろ、メカそのものが好きなんですよね。
んで、このところカメラにばっかり時間を割いていたのですが、これがきっかけで思いっきりMac熱が再燃してどっぷりとMacと対峙してました。。。
さてそれでは、
1部:複数台のMacでのベストの共有環境は?
2部:ネット回線が遅い!
3部:動画/静止画/音楽などコンテンツの楽しみ方
(おまけ:複数台PC環境下でのLightroomの使用法)
という3部+α構成にて次回よりお届けしたいと思います。
なお、当方ネットワークプロフェッショナルでもなんでもないため、もっとベターな方法や間違いがあるかもしれないので、その場合はどしどしとご意見ください!
というわけで、これ以上書くと長くなっちゃうので今日は
「つづく」
ということで!明日より連載開始です!
あと、カメラもこれでようやく復活できそうだ〜。うれしい!
#
by bun-b0721
| 2013-01-23 17:02
| Mac
異次元の世界
今日の一枚:余裕のある奴
K-5iis+FA31mmLtd
ここのところのフルサイズブームを尻目に、最近ブログ仲間の間では中判の67 aka.バケペンの話題で持ち切りです。
僕自身も初めて知ったくちです。
しかしこの中判の世界を知れば知るほど中判というものが最近のフルサイズブームとAPS-Cと違い、全く異次元の世界に君臨しているんだなぁと思うようになりました。
同時にPentaxが67を始めに645などのいわゆる中判レンジのカメラ造りをずっと行ってきていた歴史の深さを思い伺う事もできました。
本当にPentaxってカメラ好きの人たちのメーカーなんだなと思いより一層好きになっちゃったかな。
ところで本日の窓はマミヤのカメラボディ部分の写真です。
正直、この世界、全く未知数で全然語れません!(きっぱり)
運良く自分が住んでる部屋の隣がカメラスタジオでそのカメラマンさんとは親しくさせてもらってます。今日、久しぶりにお邪魔してカメラ談義に花を咲かせました。
その中で最近知った「バケペン」をいかにも昔から知ってたような口調で話してると、
「おもしろいのあるよ〜」ってみせてくれたのがマミヤのカメラボディでした。
そういえばこれ、前にも見た事あるなぁ。でもずっと昔のカメラだな、僕には遠い存在。。。
ってスルーしてました。しかしこれもバケペンと同じ中判カメラ。
このボディにデジタルバックなる別途センサー部分をドッキングさせて使うそうです。
つい最近も(67にデジタルは存在しないのだろうか。。。)と思っていたのですがこういう世界があるんですね。ただ、ボディ+デジタルバッグ+レンズはもうむちゃむちゃ高くて日本車の普通車がかえるくらいの値段になるので遠い存在です。
しかしちょっと話のネタにと思い写真を撮らせてもらいました。
相も変わらずフルサイズには興味津々ですが中判の存在を知ってしまうとフルサイズvsAPS-Cの争いがいかに僅差の争いなのか、そして『メーカーの策略』にまんまとのせられちゃっているな!と感じます。ペンタクッスもいずれはフルサイズを出すのでしょう。ただ、中判という上の存在を知ってしまった今、どことなく僕自身に余裕ができてしまいました〜。
ということで、これからもK-5iisでガンガン良いの撮るぞー!
最近いいなぁーって思う曲を。
Gnrls Barkley - Crazy
#
by bun-b0721
| 2013-01-10 14:05
| カメラ